メーカー : 東京マルイ
種類 : 電動
定価 : 29800円
全長 : 711㎜
重量 : 2750g
装弾数 : 250発
ヴェータ・スペツナズと東京マルイが呼称しているこのモデルは不鮮明な報道写真の片隅に写った部分写真からその全体を推定したAK-47のショートモデルだ。量産品では無くカスタムであると思われ、最新のAKシリーズ同様グリップ、ストックおよびハンドガードは強化プラスティック製で、各種機器が装着できるようにアンダーマウントも一体成形されている。特徴的なショートマガジンはポーランド製の20連マガジン(WG-GS-4暴動鎮圧銃用)を使用しているか、それを参考にカスタマイズしたようだ。またフラッシュハイダーやリアサイトはAKS-74Uのもの を流用したり手を加えて使用している。興味深いのはその口径が7.62mm×39である点だ。ロシアではAK-74(口径5.45mm×39)が普及してお り、7.62mmでは互換性がないが第3世界ではこの口径のAK-47およびそのバリエーションが多数存在している。諸外国で活動するヴェータにとっては弾丸の供給を受けやすく、先に述べた痕跡の抹消も解決し同時に貫徹力よりも至近での破壊力(マンストッピングパワー)と遠射性能を求めた結果であると推定できる。