メーカー : 東京マルイ
種類 : 電動・スタンダード
定価 : 29800円
全長 : 670/740mm
重量 : 2500g
装弾数 : 68発
ベトナム戦争時にアメリカ陸軍制式自動小銃はM16であったが、ベトナムで複雑化する戦況と厳しい環境の中で全長1メートルあまりのM16では不都合な兵科や部隊があることが報告される。特に徒歩での長距離偵察や空挺作戦に投入される特殊部隊が小型モデルを強く求めた。 コルト社ではCAR-15(コルト・オートマチック・ライフル15型)シリーズと呼称されるM16 (コルト社生産ライン名M602)の様々なバリエーションモデルを開発していたが、その中で サブマシンガンタイプ(同、M607)がGX-5857(ガン・エクスペリメンタル5857=試作小銃5857型)の軍用名で前線に送られることとなった。CAR-15・SMGはM16に比べ、30センチ以上短く 軽量でベトナムのジャングルや沼沢地での使用には最適であり、ヘリコプターや車両で移動する際 にも便利であった。また固定式に見えるストックはバットプレートにあるレバーを操作すると瞬時 に伸び、一瞬の内に安定した射撃姿勢を取れる。またバレルの短縮化に伴う発射炎や音の大きさを 抑えるため、小型のノイズ(フラッシュ)サプレッサーを装備し、夜間作戦の隠密性を高めている。