メーカー : タナカ
種類 : ガス・ペガサス・6mmBB
定価 : 25800円
全長 : 290mm
重量 : 910g
装弾数 : 12発
1970年代のS&W357マグナムリボルバーには、バレル下のウエイト装備(フルラグ)のモデルが存在せず、ライバルであるコルト社のパイソンのほうが精度が高く、アンダーラグによる重量増加で、射撃時の跳ね上がりを抑えることができました。そしてパイソンバレルは精度やライフリングの効果も高く、弾頭により強い回転を与えられるといわれています。しかしパイソンのトリガーアクションはスムーズな反面、ハンマーの落ちる瞬間がつかみにくく、反対にS&Wアクションはトリガーコントロール上は有利とされていました。そこで腕利きのガンスミス達は両者の長所どうしを組み合わせた究極のハイブリットリボルバー“スモルト”を誕生させました。幾人かのガンスミスが存在し、中でもカリフォルニア州のビル・デイヴィス氏がよく知られています。一般的なヨークにロッキングボールを仕込むタイプとは別に、エジェクターロッド先端をロックする手の込んだビル・デイヴィス初期作品は希少性の高いものです。パイソンのバレルとシリンダーサイズを忠実にコピーし、立派なアンダーラグをもつLフレームM586が登場するまでは、PPC競技において圧倒的な存在感と魅力を放っていたカスタムリボルバーです。 そのスモルトを最新のM19 Ver.3ガスガンをベースに再現しました。気温に左右されにくく燃費も向上したシステムに、ウエイト入りホーグタイプのラバーグリップを標準装備。